金郷泉

他に類を見ない半混浴式の大浴場は、一つの同じ空間を男女でも楽しんで欲しいという当代金井四郎兵衛の思いを象徴した設えの一つ。60キロ下の海洋プレート端から幾星霜を経て湧き上る太古の名湯に浸れば、世俗の様々な思いが千里先へ霧散するよう。 有馬随一の湯を、源泉掛け流しで。

 

偲豊庵

御所坊離れの茶室付き湯殿。ロウソク灯の下這入る湯はまさに幽玄の境地。かすかに聞こえる水琴窟の水音に、秀吉やネネが訪れた16世紀有馬の情景が浮かぶ。

 

温泉の質

有馬温泉は日本書紀に記される日本最古の温泉。また、枕草子で評されるように、日本最高の名湯でもあります。薬神、少彦名命や、薬師如来に象徴される薬効ある名湯は、鉄分、塩分、その他ミネラルが豊富で、古来より人々を癒す湯として尊ばれてきました。有馬の湯は、60km下の海洋プレート最端部から幾星霜を経てわき上がり、地上の空気にふれて陶色を呈します。

御所坊は鎌倉期には、湯口の正面にあったほか、江戸期には、元湯と唯一連結されてはいたものの、内湯はありませんでしたが、戦後、御所坊裏で湧出した「御所泉源」から、上質な湯が引かれるようになりました。2010年には、当代15代目金井四郎兵衛が考案した独自の配湯装置を導入しました。

 

アロマテラピー

御所坊から徒歩3分、御所泉源脇にあるアロマテラピーサロン有馬B&I。都心部5つ星ホテル等にも技術提供する隠れ家サロンのとろけるような施術は如何でしょう。御所泉源の息吹を耳に、至福のひと時を。